top of page
eng.png
fin.png
jpn.webp
ita.png
sho.jpg

窪田翔

フィンランド・クオピオ交響楽団首席ティンパニ奏者。サヴォニア応用科学大学、クオピオ音楽学校打楽器科講師。桐朋学園大学卒業。2011年度文化庁新進芸術家海外留学制度奨学生として、スイスのルガーノにあるスイス・イタリア音楽院にて修士課程を修了。ドイツのフライブルク音楽大学に1年間在籍。


スイス・イタリア管弦楽団 (Orchestra della Svizzera Italiana) で研修団員を務めたのち定期客演奏者となり、ミラノ・スカラ座公演やプロジェクト・マルタ・アルゲリッチに参加。
これまで客演首席奏者としてNHK交響楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、キュミ・シンフォニエッタ、トウキョウ・ミタカフィルハーモニアで演奏している。その他ラハティ交響楽団、オウル交響楽団、ヨエンスー市立管弦楽団、ユバスキュラ交響楽団、サヴォンリンナ・オペラ音楽祭、スウェーデンのノーランド・オペラ交響楽団、ハンガリーのブダペスト・ドナウ交響楽団、霧島国際音楽祭など数多くのオーケストラや音楽祭に客演。

現代音楽の新作の委嘱や初演活動を積極的に行っており、2017年には沼尻竜典指揮のクオピオ交響楽団と石島正博のティンパニ協奏曲を世界初演した。録音は多数に及び、フィンランド国営放送、NHK、ラジオ・フランス、スイス放送協会などで度々取り上げられている。

ルガーノパーカッションアンサンブルの結成メンバーとして、2018から22年の退団までの間、欧州、北南米、中東、アジアなど世界各地を巡り、現地の演奏家たちとの共演やワークショップ、作曲家への委嘱初演活動とレコーディングを行う。2022年12月にはびわ湖ホールにて沼尻竜典指揮の大阪交響楽団と合同で年末を飾るジルベスターコンサートを行い、スイスの作曲家マティアス・シュタイナウアーの6人の打楽器奏者とオーケストラのための新作 Sott'acqua を世界初演。​2024年にはルガーノパーカッションアンサンブルと加藤訓子氏の合同コンサートを企画し、イタリアのトレントで演奏会を開催。

サヴォニア応用科学大学、クオピオ音楽学校でフィンランドの若い打楽器奏者の育成に励んでいる。これまで、桐朋学園大学、アリゾナ州立大学、ロストック音楽大学、メキシコ国立自治大学、ボリビア国立芸術大学、テヘラン大学、東京大学などでマスタークラスを行っている。

ティンパニを佐野恭一、マイク・クイン、宮崎泰二郎各氏に、打楽器全般及びマリンバを岡田知之、方波見智子、安倍圭子、安江佐和子、ベルンハルト・ヴルフ、ヨハネス・フィッシャー、パスカル・ポンス、マックス・リーファー、パシ・スオマライネンの各氏に師事。ピアノを斎木隆氏、音楽理論・アナリーゼを石島正博氏に師事

bottom of page